正規教員を辞めて、講師を選んだ理由
正規教員を辞めて、講師という道を選んだ理由
私は新卒で正規教員として宮古島の小学校へ赴任しました。
大変なこともたくさんありましたが、
「これからもずっと続けていきたい」
そう思える日々でした。
でもその一方で、
少しずつ「地元に帰りたい」という気持ちも大きくなっていきました。
二年目の三学期に入った頃、
私は宮古島を離れる決断をしました。
ただ、地元の教員採用試験は受けていなかったので、
新年度から正規教員として働くことはできません。
その時、私は改めて自分に問いかけました。
「私は、本当に先生をやりたいんだろうか」
答えは、「やりたい」でした。
でも同時に、
せっかくなら、
いろんな経験もしてみたい。
そう思うようになりました。
いろんな経験をしたい
私のやりたいことは、
子どもと関わること。
そして、
子どもの成長を近くで支えることです。
それに気づいた時、
私の視野は「学校」だけではなく、
「教育全般」へと広がっていきました。
学校だけではなく、
放課後教室や地域の教育活動にも触れてみたい。
小学校だけではなく、
さまざまな校種の教育現場も見てみたい。
日本の教育現場だけでなく、
海外の教育現場も見てみたい。
教育というものを、
もっと広い視点で見られる人になりたいと思いました。
だから私は、講師として、
さまざまな教育の現場に関わってみることにしました。
同期は3年目、4年目と
正規教員としてキャリアを積んでいきます。
一方で私は、
しばらく講師という立場で教育に関わっていきます。
給料にも差が出てきますし、
将来への不安もあります。
正直、
迷いがないわけではありません。
それでも私は、さまざまな形で教育に関わる経験が、
これからの自分にとって大きな財産になると信じています。
世界の視点から価値観を広げたい
今のところ、
私は数年後に再び正規教員として働きたいと思っています。
でも、ただ元の場所に戻るだけでは意味がないとも感じています。
今とは違う視点で教育を見つめられる先生になりたい。
そこで私は、
海外に住みながら子どもと関わる経験をし、視野を広げたいと思いました。
日本の教育には、
日本ならではの良さがあります。
礼儀や思いやり、
集団の中で協力する力。
私自身、
そうした価値観を大切にしています。
でもその一方で、
世界にはどんな教育観があり、
どんな子どもとの関わり方があるのだろう。
そんなことにも興味を持つようになりました。
私自身、
教育現場にいる中で、
「この子の個性を大切にしたい」
と思いながらも、
集団生活のルールや学校の決まりの中で、
指導の仕方について悩む場面がたくさんありました。
もちろん、
集団で生活する以上、
決まりは必要だし、指導することも大切です。
でも、
もっと違う形の学びや、
子どもとの関わり方があるのではないか。
もっと子どもたちの個性を尊重しながら伸ばせる方法があるのではないか。
そんなことを考えるようになりました。
だから私は、
世界にはどんな教育観があり、
どんな価値観があるのかを知りたいと思うようになりました。
いつの時代でも、どんな場所でも、
子どもたちにとって本当に大切なものは何なのか。
これからの教育に必要なものは何なのか。
流行や慣習だけに流されず、
「本当に大切なもの」を見極められる力をつけたいと思っています。
私が講師という道を選んだ理由
私が講師という道を選んだのは、
もっと広い世界を知った上で、
教育を見つめられる人になりたいと思ったからです。
遠回りかもしれません。
でも今は、
自分の経験や価値観を広げる時間を大切にしたいと思っています。
そしていつか再び正規教員として働く時、
今よりもっと広い視野で、
子どもたちと向き合える先生になっていたい。
そんな思いで、
私はこの道を選びました。
ちなみに、
講師という働き方には、
正規教員とは違うメリットやデメリットもたくさんあります。
実際の働き方や給料、
時間の使い方などについては、
また別の記事で詳しく書いてみようと思います。

